~ミャンマー Yangonへの旅~(社長)
今回は日本車の輸出国として台頭著しい「ミャンマー」へ視察に行ってきました!
数年前に軍事政権に終わりを告げ、民主化真っ只中のミャンマー。。
その実情を探る為、現地を訪れることにしました。。
まずミャンマーに入国するにはビザが必要。
今回は短期なので「観光ビザ」を申請します。
申請はミャンマーのイミグレに直接申請。
メールのやり取りは全て英語。
しかも普段使わないような英語が多々。。
英語が超苦手な日本人には結構応えます・・。
出発前日は北海道各地の経営者様の集いに参加。
普段ならガンガンをお酒を飲みますが・・。
控え目~にして・・。
朝5時には自宅を出発。
今回は安心と信頼のANAを利用。
貯めていたマイルをフル活用!という事でビジネスクラスでのゆったりフライト。。
成田空港からヤンゴンまでは行きは8時間、帰りは6時間でした。
ほどなくしてミャンマー最大都市「ヤンゴン国際空港」へ到着。
イミグレ・セキュリティチェックの適当さには面食らいました・・。
前回の中国ではホテルの両替カウンターが異常に高い手数料だったので、今回は空港で両替・・。
ミャンマーの通貨は「KYAT」「チャット」。
貨幣価値は日本円の10分の1程度です。
今回の移動手段はアルファード。。
ミャンマーではアルファードブームがあったらしく、富裕層やホテルの送迎車として使われていました。
私は海外に行った時は「ソフトバンクの海外パケ放題」「現地のフリーWiFi」「LINE通話」等でしのぐのですが、ミャンマーは海外パケ放題には対応せず、WiFiは物凄く感度が悪い・・。という事はLINEが使えない・・・。
なので現地のローカル電話を購入する事に。。
ルイブリトンの携帯電話。
フェラーニの携帯電話。。
私が購入したのは「SVMSMVG製のギャルソビー」
「SAMSUNGのギャラクシー」ではありませんよ~
全て中国製。。ギャグセンスあるな中国。。
ちなみに長男への土産に買ったこちら。
あまりの値段の安さに見てびっくり!
チャイニーズ、いい加減にしなさい・・って感じです。。
今回唯一の観光場所はこちら・・。
超有名な「シュエダゴン・パゴダ」
神聖な場所なのでしきたりに従い、裸足・・。
しばし画像を・・・。
ミャンマーには観光名所がいくつもあるのですが、見れたのはここだけ・・。
今回は仕事だし・・。次回はゆっくり観光で来たいものです。
ミャンマー一発目の食事はこちらのレストラン。
メニュー表は当然こんな感じなので、周りの皆さんにおまかせで・・。
今回ミャンマー視察に協力頂いた皆様方と記念撮影。
ほとんどの食事が激辛く・・。
スパイシー好きなはずが・・撃沈。。
そんな時はこれ「ミャンマービール」
美味い!これおススメです。
今回利用したホテルはこちら「HOTEL PARAMI」
フロントスタッフはもちろん、ほとんどのスタッフに英語が通用するので言葉の壁はほとんど感じませんでした。
チェックイン時には勉強したてのビルマ語(ミャンマー語)を使ってみたのですが、発音が悪いせいか半分以上通じませんでした・・。
2日目の朝、レストランに行き朝食をチョイス。
これしか食べられそうなものがない・・。
と落ち込んでいたら、オランダから旅行に来ていたおじさん(奥に写っている方)と仲良くなり、一緒にテラスへ・・。
とテラスから下を見下ろすと・・。
超ローカルなスラム世界が・・。
朝食後、スラム世界に興味津々な私とオランダおじさんで、ホテルを出てスラム世界へ足を踏み入れたのですが、すぐに軍服?のような格好をした方に「GET OUT!」
観光者は立ち入り禁止地域?のようでした。。
その後、迎えの車が来るまでホテル前で小休憩。
ふと上を見上げると各部屋のベランダが~・・。
崩れそう・・。!
ミャンマーの建築技術水準は凄まじく低く、素人目に見ても「嘘~」という場面ばかりでした。
例えばこんな感じ。。
小中学生位の少年たちがTシャツ・短パン・サンダル・手作業で建築工事。
大人の現場監督がいるわけでもなく。。
迎えの車を待っている間に近所をふらふら。
超ローカルのお店に勇気を出して突入!
200チャット(20円)の値札を確認してからコーラを買おうとしたら、500チャット(50円)よこせと・・。
ふざけんなこの!と怒り事無きを得ましたが・・。日本人てほんとマトにされますね・・。
それにしてもミャンマーのコーラ・・いきなり量が減っているような気がしてならない・・。
中国人?の団体さんが呼んだらしいハイエース軍団。
中央のラッピング&グリルガード&下品なメッキパーツ仕様は日本ではまず見ないスタイルですネ
仕事開始!
という事で市内を動き回ると日本ディーラーがあちこちに・・。
色々回ったのですが規模・設備と充実していたのが・・。
ジャパンクオリティを掲げるこちら。。
私の知人(日本人)も関わっているこちらの工場。
日本から出向して来ている方も数名いらっしゃいました。
待合室も雰囲気出てる・・。
今回視察協力して頂いたニューヨーク在住のミャンマー人、「TUNTUNさん」
受付のカワイイ女の子。。
かなり数少ないですが、中古車雑誌もあるようです。
ミャンマーでは中古車雑誌やインターネットで自家用車を探すという習慣がないようです・・。
一番感銘を受けたのがこちらのサービス工場。。
「いらっしゃいませ」のぼりが見えるように日系企業です。
お客さんびっしり・車びっしり・ミャンマー人スタッフてきぱき。。
お客さん来店時より分業化され無駄なくスピーディに全員が動く。
日本企業のイズムが根付いていました。
キャッシャーはこちら?
ミャンマーっぽい屋外デスク・・。
ミャンマーの方々は悪気はないが勤労意欲がない・・だらしない・・とあちこちで聞きましたがこちらの工場は本当に素晴らしく・・。
日本企業らしいホワイトボードでの仕事管理・スケジュール管理。。
作業場の徹底した美化。。
日本では当たり前ですがミャンマー人にこの意識を根付かせるには相当な苦労があったようです。
ふと道路を見ると日本車しか走ってない・・。
私の感覚ではミャンマーでは95%が日本車という感じでした。。
ダウンタウンを抜け、中古部品のマーケットへ・・。
マーケットの人々はほぼローカルな方々と思われ・・。
こちらの少年2人。。何やってると思います?
なんと種類の違うヘッドライトからニコイチヘッドライトを製作中。当然レンズが合わないのでヤスリで削り・仮合わせをし・・を繰り返していました。。
日本ではまずあり得ない作業ですね・・。
こちらは「ギャラクシー」ならぬ「ギャルソビー」撮影の素晴らしい画質画像。。
そして発見!
バラバラに部品取りされた「札幌発」のトラック。。
トラックに人の心があるのならば・・彼ははるか異国の地で何を思っているのでしょうか・・。
~ミャンマーを訪ねて~
今回は視察に協力頂いた方々のご尽力により濃密な視察旅行となりました。
通常数回訪れなければわからないようなミャンマーの光と影、後進国ならではの問題点、後進国だからこその魅力・・等々、一回の訪問でかなり勉強する事が出来ました。
これからミャンマー進出を考えている経営者様はまず一度現地を訪れる事をお勧め致します。
私の場合も事前にTV・新聞・インターネット・各書籍等にて情報収集はしていたのですが・・
事前収集していた情報の半分以上は誤った情報でした・・。
ビジネスとしてはちょっと手が出せない国かな・・というのが私の結論ですが観光ではまた訪れてみたい国です。ミャンマー各地に散らばる遺跡は時間をかけてゆっくり見て回りたいです。。
次回のミャンマーはいつになるかな・・・。
by pastoralcars | 2015-02-07 22:01 | 社長の多事争論 | Comments(0)